モダンコインへの投資手法

モダンコインへの投資手法です。

 

その手法とは、

人気が出そうなコインを、発売時やまだ注目されていない時に、まとまった枚数を一気に買っておくことです。

モダンコインは1枚の価格が、アンティークコインに比べ安価なため、多くの枚数を入手することが可能となります。完売後数年後に入手が難しくなると予想するコインを予算に応じて狙います。

 

どのようなコインを狙うのか、イメージしやすい良い例がありますのでご参考ください。 日本の多くの方が美しいと感じるレリーフ「ウナとライオン」です。

 

 2021年9月、東インド会社から2021年セントヘレナ ウナとライオンの金貨銀貨が発売となりました。

 

2オンスの発行枚数は以下の通りです。

金貨 125枚

銀貨 1,000枚

 

すでに高騰し入手が難しくなった2019年ロイヤルミント発行2オンスの発行枚数は、金貨225枚、銀貨3,000枚 でした。

 

表面のデザインの違いは年号の表記が2019から2021になったことと、ウィリアムワイオン氏のイニシャルが東インド会社のエンブレムに変わったことです。

2019年のウナとライオン、ロイヤルミント、オルダニー、セントヘレナとどの発行元も完売し価格も高騰し入手が難しくなっています。では、この2021年セントヘレナ ウナとライオン 2オンスは、今後どうなっていくと予想しますでしょうか。

現状、発売間もないため安価で入手が可能です。

完売後・・・数年後・・・十年後・・・。

 

モダンコインへ投資する場合は、

モダンコインは1枚の価格が初期は安価なため、希少なアンティークコイン1枚より多くの枚数を一気に集めることができます。

そしてモダンコインへの投資の魅力は、人気のデザインで買いが殺到した場合、短期間で高騰するケースがあります。相場が上昇した場合の出口は、価格推移をみて好きな時に売却したい枚数を自分のペースで売却をすすめていきます。ただし、希望どおりに値上がりしない場合ももちろんあります。この旨、自己責任の上、余裕資金を活用されることは必須条件です。

余談ですが、特に2019年ロイヤルミント発行2オンス銀貨の高騰で、この手法の威力のすごさを皆が目の当たりにしました。

モダンコインへの投資はある意味バクチ的な要素もありますので、もう一度書きますが、くれぐれも余裕資金を活用します。そして、コインと投資でうまくいっている方の共通点は、買ったことも忘れていた方々です。余裕資金を資産保全にモダンコインに換えておこうくらいの簡単な気持ちスタンスも重要です。