金価格が過去最高値を更新しました。金を買うタイミングとは。

2023年4月金地金価格が過去最高価格を更新しました。

その価格 9,609円/g(2023年4月時点)

2018年の最高価格4,827円/gでしたので約2倍。

2000年の最高価格1,140円/gからは約8.4倍。

2000年におよそ100万円分の金を買っておけば、2023年の今その評価額はざっと1000万円となっています。

まだ金(ゴールド)を保有したことがない方は2000年に戻りたい気持ちではないでしょうか?

 

それでは金を買うタイミングとはいつでしょうか?

細かく価格推移をみれば、金価格にも売り買いの調整がありますので下がったところで買うことが理想のタイミングです。

しかしながら、そのタイミングを当て続け購入できるのは一般人には困難です。一般人と書いたのは価格操縦している側の人たちがいるという意で書いています。

 ということで、ゴールドを少しでも安い時を狙って買おうとする思考はナンセンスということ。先述のとおり、長期でみればどの年のどの日に買っていてもOKだったという現状の結果がすべてです。

金保有で、儲けようなどとは考えません。

ただただ、収入の一部をタンタンと金に換えていくだけです。

 

インドの教えに以下の質問があります。

お金持ちになるために1番大切なことはなんですか?

まずもって念頭に理解することは、銀行の預金額は最もくだらない指標であって、それを気にしているのではお金持ちにはなれませんということ。

資産になる現物を貯めることができるのが本当のお金持ちである。

 

どうでしょうか。

私たちは、銀行に貯金し、通帳残高の桁を増やすことがお金持ちだと教育されて来ませんでしたか?そう思っていませんか?そう子供たちにも教えていませんか?

 

お金は富の一種にすぎないですが、労働の対価として古代より形にしてきた価値の産物です。 サラリーマンであるサラリーの語源は「塩」。給料の代わりに塩を貰うことにありました。これが現代では、裏付けのない紙をもらい、他人の管理システム内にデータで保存。まさに手元に何も持っていない、ただ通帳に増えていく数字を見て、富を錯覚している状態。

お札や電子マネーは便利ではあるので、生活に困らない程度は必需ですし使いこなすべきです。

毎月の収入から数年数十年と使わない一部は、コツコツと現物資産に換えていきましょう。このご時世、福沢諭吉を印刷したお札で持っておくことは不安でしかありませんよね。この感覚になる人は日本でも今後インフレを過ごす中でもっともっと増えていきます。否が応でも増えていきます。

しかし、価値ある現物の数は無限にありません。

限られています。

限定です。

買うタイミングはありません。

今がタイミングです。