国の破綻サインを知っておく。備えは有利な今のうちに
今回は、日本の「財政破綻リスク」がいよいよ現実味を帯びてきたという話題を、できる限りわかりやすく解説します。
2025年5月、石破茂首相は国会答弁でこう述べました。
「日本はギリシャより危ない」と。
我が国の財政状況は、ギリシャよりもよろしくない。
これは決して冗談でも政治的な誇張でもないとみています。
要するに、 巨額の国債発行を続けてきた日本にとって、
「金利の上昇」が、国の破綻に直結するリアルな引き金ということ。
↓このブログではこれだけを頭に入れておいてください。
10年国債の金利が3%を超えたら「破綻寸前」と認識してOK。
2025年7月、日本の10年国債の金利は1.5%前後で推移しています。
これが3%を超えたとき、日本政府の利払いは年間30兆円以上になると試算されています。
これは、日本政府が借金の利息すら支えられなくなってきているサイン。
つまり、「もう誰も政府を信用してお金を貸してくれない」状況に近づくことを意味します。
そのとき、わたしたち庶民の資産はどうなるのか?
過去の日本でも、1946年に「預金封鎖・新円切替」が行われ、 多くの人々が紙幣を持っていても使えない状況に追い込まれました。
同じことが再び起きない保証は、どこにもありませんよね。
国や政府が何とかしてくれると思っているあなたは危険ですよ。
◆ 破綻が視野に入ってきた今やってはいけない行動
・現預金を増やす ←ありえない
・国債を買う ←ありえない
・保険を買う ←ありえない 加入している保険商品については「何に運用されているか」をチェック。国債をメインに運用している保険が多くリスクが高すぎる。
・小規模企業共済 ← 経営者の皆さま。入った方がお得!と言われて入っていますよね。これは何で運用されているか調べたことはありますか?
・低利固定の保険商品 ← 何も考えずに持ったままで大丈夫ですか?撤退も考えて。
日銀を利用してやってきた、これまで国債を“無限”に買ってきたツケがやって来ます。
破綻は「形式」ではなく「実質」で始まります。
日本国債の破綻は、必ずしも「デフォルト(不払い)」という形式では起きません。むしろ、
* 円の信認低下 → 急激なインフレもしくはハイパーインフレ
* 政府債務の実質的な不履行(増税・給付削減・紙幣増刷)
という「国民の生活を巻き込んだ実質破綻」の形をとる可能性が高いです。
家族で「もしもこうなったら」のシナリオを話し合っておく。
政府が資産に大大大増税してきたら?ATMが止まったら?ペイオフって制度もあったよね?現金が紙くずになったら? ──そのときが来たらどうするの?を「今」から話し合い考えておくことが非常に大切です。
3%を超えてからでは遅い。
今はまだ「有利なうちに逃げられる最後の時間帯」です。
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