【通貨の臨界点】心理が3割を超えたとき通貨は価値を失う。そして金は35,000ドルへ

このページに辿り着いているということは、多くの人がまだ見ようともしない現実に、直感的に気づいている少数の1%以内の存在であることに他なりません。

 

自分の持っている「お金」が、 近い将来、“ただの数字”に成り果てるかもしれない危機感を、どれだけ持っているでしょうか?

 毎日使っている日本円。 銀行に預け、給料としてもらい、将来のために貯めているそのお金を、 「当然のように使え続けるもの」と無意識に信じてはいないでしょうか?

しかし今、世界ではその「お金そのものの信用」が音を立てて崩れ始めています。

そして、その崩壊のカウントダウンはすでに静かに始まっています。

 

ゴールドは静かに35,000ドルへと向かっている

2025年現在、金は1オンス=3,200ドルを突破し、史上最高値圏に達しています。

これは一時的な景気対策やインフレ対策による上昇ではありません。

通貨制度そのものへの信頼が揺らいでいるサインです。 

根拠はここでは書きませんが、このまま1オンス=35,000ドルに達するような事態では、 為替が円安方向へ進行した場合、日本国内の金価格は以下のように跳ね上がる可能性があります。 

為替によりますが、

200円になれば、金は1gあたり225,000円

300円なら330,000円

400円で450,000円

500円では560,000円超

これはもはや「あり得ない未来」ではなく、 いまの延長線上にある“準備すべき現実”です。

 

それでも、まだ「動かない」のか?

日本人は、世界でも特に「反応が遅い国民性」だと言われます。

周囲が買い始めてから「自分も…」と動く。

テレビやSNSで取り上げられて初めて、「えっ、そんなことが起きてるの?」と気づく。

実際、金価格で言えば、1g=30,000円を超えたあたりから、ようやく一部の人が現物の購入や換金を検討しはじめます。

しかし、この段階で実際に動く人は全体のわずか1〜3%程度にすぎません。

 ほとんどの人は「高すぎて怖い」「今さら手を出すのは遅い」と様子を見続けます。

そしてその“様子見”が、致命的なタイミングの喪失につながるのです。

本格的な買いが殺到するのは、金価格が5万〜10万円/gを超え、

テレビで「金が足りない」「買えない」と報じ始めてから。

つまり、その頃にはすでに、“買える人”と“もう間に合わない人”が完全に分かれている世界です。

 

実際には、通貨崩壊の引き金は「価格」ではない。

臨界点は“心理”にある 通貨が本当に崩壊するとき、それは価格上昇が原因ではありません。

原因は「人々の心理」です。

どんな通貨も、「みんなが信じている」ことを前提に成り立っています。

 “信じる力”がある臨界点を超えたとき、通貨は連鎖的に崩壊していくのです。

 

臨界点とは? 

銀行や通貨制度は「みんなが信じてる」という前提で成り立っています。1~2割が信じなくなると、残りの人も一気に「不安」になり、取り付け騒ぎのように加速するのが常です。

◆国民の 1〜2割 が現金を信じなくなり、金や物資、現物資産、暗号資産へと逃げ始めたとき   → 政府や中央銀行は慌てて通貨制度の変更・預金封鎖などを検討し始める

◆国民の3割が実物資産へ退避行動を取ったとき  → その時点で「通貨の信認崩壊」は不可避となります。

これは“静かな取り付け騒ぎ”として、静かに確実に始まります。 

そして遅れた人々が気づいたときには、 「もう金は買えない」「もう資産は守れない」という世界に入っているのです。


金が買えなくなるリスクはすでに始まっている 

臨界点を超える前後には、以下の現実が待っています。

・市場から金の在庫が消える

・政府が売買に制限をかけ、特別税を課す

・偽物・混合品・詐欺的な金取引が横行する

こうした現象は、「多くの遅れた人々が買おうと思ったその瞬間」にはすでに始まっていることでしょう。 → だからこそ、「価格を見てから買う」では間に合わないのです。

 

最後に:臨界点を超えた世界では、「何を持っていたか」で全てが決まる

金が1オンス=35,000ドルになる日、

あるいはその後に訪れる55,000ドルに達する日。

そのとき、「あなたの資産」はどうなっているでしょうか?

預金通帳の数字は残っていても、 その数字に“意味”があるとは限りません。

ゴールドが本格的に動き出すのは、

「紙幣のお金」が終わったサインであり、

「心理の臨界点」を越えた証拠です。

後悔しないために、 「何か起きてから」ではなく、「起きる前に」備えること。

その選択肢だけが、今まだあなたの目の前に残されています。

何を持って備えるかについては、出口戦略も含め、ご自身で考えていただく機会となればと思っております。