2021年 エネルギー不足 世界的インフレ 金融危機再燃か? 資産防衛はお済ですか?

資産保全はお済ですか?

2021年の昨今、世界中で様々な問題が多発しています。

  • 中央銀行による紙幣の無限発行
  • インフレは急上昇中
  • 長期金利が上昇に転じた
  • サプライチェーンが機能していない
  • 世界的エネルギー危機
  • 地政学的緊張は依然として高い
  • 米国は債務不履行を警告
  • 地震火山活動
  • 地球温暖化
  • 食糧不足
  • 感染症リスク
  • 中央銀行デジタル通貨発行により個人資産の監視
  • 中国の恒大集団の破綻に山峡ダム問題  

 

中でもエネルギー不足による世界的インフレが深刻です。

 

日本国内で生活している私たちにはあまり実感がわかないかもしれませんが、世界に目を向ければ、それはまさに急激なインフレが現実のものとなっています。

 

インフレとは物価が上昇すること。

別の言い方をすれば、通貨価値が下落することです。


日本ではそれほど急激なインフレの実感はありませんがが、例えば米国のガソリン価格は前年度比40%以上もの上昇です。

他にも、これから冬をむかえる英国ではガス電気代の上昇により暖房器具への燃料費が生活の深刻な心配となっています。もうひとつ、日本では想像もつかないかもしれませんが、英国内にガソリンはあるけれどもガソリンスタンドにガソリンが運ばれて来ないという、英国特有の問題に直面しています。ちなみにリッター280円出しているところも。この英国のガソリン供給問題の原因は、ブレグジットに起因します。EUから離脱したことで、タンクローリーの運転手(東欧の方が大多数だった)が自国へ帰り、ガソリンをスタンドまで運べないという現象が起きています。他にも、様々な業種で人材が流出し大問題、価格は上昇するもさらに物資の入手が難しく先進国とは思えないくらい最低限の生活ができていない現状とのこと。

 

FRBパウエル議長が、インフレは「一過性もの 」と発言しましたが、本当に一過性なもので終わるのか?という人々の不安は増す一方です。そもそも、インフレが続くのか続かないのかなどは100%は誰も分からないものです。

 

ドイツでは、第一次世界大戦の巨額の戦費の負担と敗戦により課された巨額の賠償により通貨の乱発、1923年にハイパーインフレが起こりましたが、これは1921年から徐々にインフレが始まっており3年後に通貨の大暴落となりました。

世界の歴史をみても紙幣の乱発は経済破綻を起こしてきたことは事実で、古くは宋王朝時代12世紀初頭には交子(兌換紙幣)の発行上限が破られ濫発、その後信用不安を招き経済は破綻しています。

2021年現在においては、2020年よりコロナを理由に世界各国で中央銀行が前代未聞に大量の紙幣を増刷しています。現在起きていることは世界各国同時です。人類が経験したことのないことが進行中です。この紙幣はどこへ向かっているのでしょうか。

 

それでは、中央銀行はインフレを抑制しようと量的緩和を縮小すればどうなりますか?

株価が急落し金融危機再来です。

 

そうです。

私たちが現在置かれている状態は非常に際どいところ崖っぷちです。もはや一歩も後には引けない窮地に立たされています。

 

本文冒頭で「資産保全はお済ですか?」と書きました。

国は、個人の資産を守ってくれますか?

いいえ、個人や家族の資産は自分たちで守っていかねばなりません。

 

2021年各国の中央銀行が、2008年リーマンショック金融危機以来、

記録的な金を購入しています。これは偶然ですか?

「金(ゴールド)の歴史」は調べればわかりますが、すべての金融リセットを生き延びてきました。

まさに今、何も裏付けのない紙幣を無限に増刷する中央銀行が、その紙幣を「金」の現物に変えています。

それでいて、汗水流して積み上げた個人資産の多くを紙幣のまま銀行に預けている私たちがいます。

 

時代が大きく変化する時、知識を得て備えた人々に富は移動します。

 

不安を煽っているわけではありませんが、万一に備えておく時代の渦中にいるかもしれないことを念頭に、資産保全を真剣にご検討頂きたいです。

 

資産保全には現物資産をおすすめします。

現物資産の中でも、金貨銀貨といったアンティークコインもしくは、地金型記念コインであるモダンコインが特出して資産保全には扱いやすさからもメリットが大きいです。

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