2023年誰もがインフレに気づき始めた 投資より資産保全がテーマとなる
いよいよ食料品の価格上昇まで勢いがすごくなってきました。
何年もの間、一般的な卵パックの価格はおよそ200円が定番でした。しかしそれが今では300円に。しかも急に。下がる気配はなく、さらに上がる気配しかありません。
数年前まで日本ではデフレが当たり前となっていました。
国民はデフレの感覚で生活をしていました。
現金に価値があると思い込んでいるので、せっせと貯金。
ところが、2022年を経て2023年。
どうでしょうか。毎日の生活の中で食料品の値上がりが一番目につくかと思います。肌でインフレーションを実感できるのではないでしょうか?
ガソリン価格は高止まり、電気代、ガス代も値上がり。(エネルギー関連の値上がりについては闇深いですが・・・。)
生活コストが確実に上がっています。
誰もがお金の価値が目減りしていることに気づき始め・・・。
給料は増えない、税金は・・・増税100%
家計は今後はお金を使わない。いや使えない。
嗜好品、飲食店や娯楽への支出はまちがいなく減ります。
企業は不況へ、そして必要とされない企業の倒産が相次ぐでしょう。
なかなか明るい未来が想像しにくい状況に陥っていますね。
以前にジンバブエを例にハイパーインフレについてブログを書きました。
ハイパーインフレを経験したジンバブエの人々から学ぶことがあります。
ジンバブエのハイパーインフレは元をたどれば政治が原因でもあり、
日本の現状をみても、起きないとは言い切れない状態にあるとみています。
ハイパーインフレは起こせるものであるという認識も持ってください。
ハイパーインフレを経験した国々のデータから、ハイパーインフレはなだらかなインフレが2〜3年ほど続いた後に起こっています。
過度なインフレは国民の敵です。
お金の価値は減り続け、銀行に置いている貯金の価値は数年後・・・。
これが現実となれば必要以上の貯金に意味はありません。
ジンバブエの人々のなまの後悔と教訓
「あの頃、急いで現金を処分しなかったのだ・・・。」
国は個人資産を守ってはくれません。
あなたの資産を守れるのは、あなたの行動にしかないことに気づいてくだい。
ハイパーインフレから資産を守れるのは現物資産です。
方法は簡単です。
数年は使わない現金、預貯金を現物資産に変えるだけです。
生活資金は日々の給料から、使わずに眠っているお金は現物資産に変えておく。
現物資産にも色々ありますが、アンティーク・モダンコインが様々な角度から特に優れています。
昨今アンティークコインは投資として人気が高いですが、
本来は資産保全としての意味合いが強く、ぜひ資産の一部に取り入れたいところです。
ここは非常に大事な観点です。
コインに資金を投じるのは、投資として儲けを期待するのではなく、どんな金融恐慌が来ようとも、個人資産を自身で守り抜くため。もちろん、場合により無傷ではないでしょう。しかし、コレクターの存在からコインの価値がゼロになることはありません。紙幣の価値はゼロになる可能性は大いにあります。この違いを理解しポートフォリオを組むことは必須。
現物資産の絶対数は思う以上に多くはありません。
資産保全へ、後発組が慌て出す前に、気づいたら早く動いてください。