ハイパーインフレが来ても安心。その心得におすすめの書籍 

2022年引き続きインフレが世界中で問題となっています。

今起こっているインフレは、自然に起こっているのではなく故意に起こされています。つまり、止める理由もつもりなく、このまま限界もしくは限界破裂まで突き進めるのではと見ています。

この筋描きとおりにコントロールされ進んでいる可能性のもと、ご自身の資産をいかにインフレから守るかを考えて行動しなければならない渦中真っ只中です。

備えはできていますか?

そんな備える必要なんてあるの?と思いの方もいらっしゃると思います。この感覚が一般的に大多数を占めているはずです。

何故なら経験したことがないからです。

歴史を知る方からすれば、いよいよきな臭くなってきた感をバシバシ感じる2022年今日この頃だと思います。

 

今回は、インフレ対策がまだの方にアンティークコインを絡めた、おすすめの書籍のご紹介です。

 

2012年 外国貨幣研究の第一人者である平木啓一氏の著書 

 【金融乱世のサバイバル・バイブル】

「アンティークコインで資産を防衛せよ」 

 インフレが到来しても安心なアンティークコインに注目せよ!50年以上の研究と経験から説く、貴重なノウハウ。

世界の貨幣は、短期間の売った買ったの対象ではない。長いサイトで眺める投資、すなわち「インフレヘッジ」として見てもらいたい性格を有している。そうすれば確実に投資した資産を保全できる一方で、ものによっては大きな利益を生じることがある投資対象だ。ーーー(帯から抜粋)

 

こちら2012年発行。10年前に発売された本となりますが、今現在2022年に読んでも新鮮そのもの生きた知恵に感じていただけると思います。

特に、第1章「何故コインが資産になるのか」では、インフレヘッジとしてのコイン投資の本質を学ぶことができますので、この知識はぜひ落とし込んで頂きたいです。

歴史から学ぶ知恵として、ドイツが経験したハイパーインフレーションを例として取り上げられています。

ドイツでは、第一次世界大戦終戦後しばらく経った1922年から1923年に未曾有のハイパーインフレが起こりました。ハイパーインフレーションは、事前にその傾向が数年続いた後起こったと記録されています。多くの一般の人々はまさか極度のインフレを迎えるとは考えていなかったのでしょう。大部分の一般の人々は資産を失いました。

しかし、多くの人々がインフレを見守るしかない中、ユダヤの人たちはインフレから資産を守る知恵を持っていました。彼らは、素早く金貨や銀貨といったコインなどに換金し、必要以上に現金を銀行口座に残さなかったのです。

この結果、当時の一般ドイツ人の銀行口座には価値を失った預金通帳の数字だけが残り、ユダヤ人にはコインという形に変わり資産の価値が保全されました。

 富の大移動は、時代の変化とともに、知恵を生かす者へ常に移動します。この知恵を生かすも生かさずもあなた次第となります。

 

他にも、第2章や第三章では、基礎知識として有益な情報や、様々な考え方やヒントが書かれているので初心者の方は必読です。

 

2022年、あらゆる商品やサービスが値上げラッシュです。

ドイツの例に当てはめると、今まさにハイパーインフレーションが起こる前の数年続いたインフレ傾向時期を同じく辿っていると重ねて見ることができます。

食材・日用品の値上がりは家計を直撃です。いづれ使う日用品や食材などは、値上がりする前に備蓄しておきましょう。前もって生活必需品の備えに変えておくこともインフレが進行する現状では正当な資産保全となります。銀行に置いていてもお金の価値はただただ下がる一方です。必要な物があれば明日より今日にでも、価値の交換です。

当面の必要以上の余剰現金は現物資産に。

 金、銀、プラチナなどの貴金属、宝石、車、不動産、土地、時計、絵画、絨毯、などお好きな物で構いません。ただし、それぞれにメリットとデメリットがありますので、よく考える必要もあります。

私は、保管が簡単で維持費がかからない、そして匿名であることから、世界貨幣アンティークコインとモダンコインをおすすめしています。

なぜコインなのかは以前ブログに特徴をまとめていますので下記よりご一読頂ければと思います。

 資産形成にどうして?金貨や銀貨を収集

 アンティークコインとは