神聖ローマ帝国の自由都市・ニュルンベルクが1700年に発行した、美麗な金デュカット。表面には市を象徴する三つの盾形紋章、裏面には「復活の象徴」であるパスカル・ラム(子羊)が荘厳に描かれ、年号はラテン語のクロノグラムで表現されています。
日本ではその愛らしい子羊の意匠から「ラムダカット」の愛称で親しまれ、ドイツ金貨の中でも特に人気の高い一枚です。
また、本品には「GFN」のイニシャルが刻まれており、これは当時の造幣責任者 Georg Friedrich Nürnberger の名を示しています。発行の真正性と品質を保証する重要な刻印として知られています。
優れた保存状態、鋭い打刻、美しい金の輝きを保つ本品は、宗教的・歴史的背景と芸術性が見事に融合した逸品です。古金貨コレクションの中核として、また資産としても申し分のない一枚です。
高品質なアンティークコインを求める収集家・投資家の方に自信を持ってお勧めできる一枚です。