【ドイツ諸邦 フランクフルト 1772年 都市景観 ターラー銀貨 PCGS MS62】
神聖ローマ帝国の自由都市・フランクフルトにて、1772年に鋳造された歴史的ターラー銀貨のご紹介です。本品は、当時の都市景観と象徴的な宗教的意匠が融合した、芸術性の高い一枚。造幣責任者Philipp Christian Bunsenの銘が入り、PCGSによりMS62(未使用)という極めて高い評価を受けています。
表面には、荘厳な都市フランクフルトの遠景が描かれ、空には「神の目(プロビデンスの目)」から光が差し込む神秘的な構図。中央には医術・商業・調和を象徴するカドゥケウス(ヘルメスの杖)がコルヌコピア(豊穣の角)と共に配され、繁栄を暗示します。
裏面は、王冠を戴いた双頭の鷲が華麗な装飾枠に収められ、「MONETA REIPVBL·FRANCOFURT·AD LEGEM CONBENTIONIS(法に則るフランクフルト共和国の貨幣)」の銘文を周囲に配します。
コレクター垂涎の逸品で、1991年11月のCoin Galleries Auction(Lot 1624)で出品された由緒ある個体で、当時のオークションチケットも付属しています。
PCGS社:MS62
鑑定番号:54817205
希少性、美術性、歴史的背景の三拍子が揃った、18世紀ドイツ銀貨の最高峰とも言える1枚。コレクションの中核にふさわしい存在感を放ちます。