1363-64年 ベルギー フランドル ルイ2世 ゴールド・ムートン・ドール金貨 NGC MS64
1363-64年 ベルギー フランドル ルイ2世 ゴールド・ムートン・ドール金貨 NGC MS64
1363-64年 ベルギー フランドル ルイ2世 ゴールド・ムートン・ドール金貨 NGC MS64
1363-64年 ベルギー フランドル ルイ2世 ゴールド・ムートン・ドール金貨 NGC MS64

1363-64年 ベルギー フランドル ルイ2世 ゴールド・ムートン・ドール金貨 NGC MS64

定価 ¥3,500,000
/
税込

1363-64年 ベルギー フランドル ルイ2世 ゴールド・ムートン・ドール金貨 NGC MS64

この金貨「ゴールド・ムートン・ドール」は、中世ヨーロッパの貨幣史において特に宗教的象徴性が強い名品です。発行者であるルイ2世(マール伯)はフランドル、ヌヴェール、ルテルの伯として1346年から1384年まで支配し、百年戦争期におけるフランスとイングランドの間で巧みに立ち回った有力貴族の一人です。

 

本コインが鋳造された1363〜1364年は、彼がブルゴーニュ公フィリップ豪胆公の娘マルグリットと婚姻関係を結ぶ前夜であり、フランドルの独立性と富を象徴する重要な時期でもありました。

 

「ムートン・ドール」は直訳すると「黄金の仔羊」という意味で、キリスト教におけるアグヌス・デイ(神の仔羊)を意匠に採用。当時のフランドル地方では、羊毛産業と貿易が隆盛を極めており、宗教的信仰と経済的繁栄の両方を象徴する貨幣として高く評価されていました。

 

▶ デザイン詳細

表面(Obverse)

「神の仔羊(アグヌス・デイ)」が左を向いて立ち、後方には旗を掲げた十字架。周囲にはラテン語銘文と装飾が美しく刻まれ、宗教的荘厳さを放っています。

 

裏面(Reverse)

中央に星付きのフルールドリス十字、四隅には鷲、全体が角度付きの四葉型(クアドリローブ)で囲まれ、細部に至るまで緻密な中世装飾が施されています。

 

▶ 鑑定・希少性

本品は、世界最大級の第三者鑑定機関NGCによりMint State 64の高評価を獲得。

 

MS64グレードはわずか2枚のみが記録され、それ以上のグレードもわずか2枚のみという、圧倒的な希少性。

 

光沢のある表面、広いフラン、極めてシャープな打刻。中世金貨として最高水準の保存状態を誇ります。

 

▶ 歴史的・投資的価値

本コインは、宗教・経済・政治の結節点を凝縮した中世ヨーロッパ金貨の逸品です。羊毛貿易で栄えたフランドルと、キリスト教文化の象徴であるアグヌス・デイが融合した芸術的価値は計り知れず、今後も市場での流通は極めて限定的と考えられます。

 

希少性と保存状態を兼ね備えた本品は、コレクション用途はもちろん、インフレ耐性の高い「実物資産」としての長期保有にも適しています。

 

【発行年】1363年9月12日〜1364年3月4日

【発行地】ベルギー(ヘントまたはメヘレン造幣所)

【グレード】NGC MS64(鑑定番号:8220932-009

【重量】約4.67g(スラブ表記 4.61g)

【カタログ番号】FR#155|Flanders#182|Delmonte#457|Schneider III#140