2021年 ナポレオン・ビーズNデザイン 1オンス プルーフ金貨
1815年にワーテルローの戦いで敗れたナポレオンは、当時東インド会社が所有していた南大西洋の島、セントヘレナに追放されました。彼は、1821年5月にセントヘレナのロングウッド・ハウスで死去しました。
蜂は、ナポレオンが新しい王朝とフランスの古代の起源とを結びつけるアイコンとして選んだものである。
1653年、ベルギーの町トゥルネーでチルデリック1世の墓が発見された。チルデリック1世はメロヴィング朝の最初の王で、その息子クローヴィスとともに現在のフランスの最古の君主とされている。チルデリック1世の遺体のそばには、不死と復活の象徴として埋葬されていた300匹の黄金の蜂がありました。
蜂は、古代エジプト時代はもちろんのこと、それ以上の時代にも、文化的信念において象徴的な役割を果たしてきました。busy as a bee（蜂のように忙しい）」という言葉は、勤勉、献身、産業、秩序といった蜂の主要な特性を表しています。
ナポレオンはこれらの特性の力を認識し、蜂を古代メロヴィング王朝とのつながりとみなしました。彼の黄金の蜂は、それまでフランスを支配していたブルボン王朝の代名詞であった「フルール・ド・リス」に代わって、彼の新帝国の重要な視覚的シンボルとなったのです。
5/5に東インド会社よりナポレオン没後200年を記念して発行されました。
発行枚数100枚です。
こちらの商品造幣局にて製造中のため、発送は６月下旬から７月上旬を予定しております。到着次第順次発送いたします。
発行元 セントヘレナ イギリス東インド会社
年号 2021年
額面 ５ポンド
重さ 1オンス
品位 金 999.9 プルーフ
長さ 32ｍｍ
発行枚数100枚
