1894年 ドイツ領🇩🇪ニューギニア 極楽鳥 10ペニヒ銅貨 PCGS MS64 トーン
1894年 ドイツ領🇩🇪ニューギニア 極楽鳥 10ペニヒ銅貨 PCGS MS64 トーン
1894年 ドイツ領🇩🇪ニューギニア 極楽鳥 10ペニヒ銅貨 PCGS MS64 トーン
1894年 ドイツ領🇩🇪ニューギニア 極楽鳥 10ペニヒ銅貨 PCGS MS64 トーン
1894年 ドイツ領🇩🇪ニューギニア 極楽鳥 10ペニヒ銅貨 PCGS MS64 トーン
1894年 ドイツ領🇩🇪ニューギニア 極楽鳥 10ペニヒ銅貨 PCGS MS64 トーン

1894年 ドイツ領🇩🇪ニューギニア 極楽鳥 10ペニヒ銅貨 PCGS MS64 トーン

定価 ¥198,000
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税込

1894年 ドイツ領🇩🇪ニューギニア 極楽鳥 10ペニヒ銅貨 PCGS MS64 トーン

19世紀末、ドイツ帝国が南洋に築いた植民地「ドイツ領ニューギニア」。その地で流通させるために、遠く離れた本国ベルリン造幣局で鋳造されたのが、この極楽鳥シリーズの貨幣群です。植民地経営を担ったニューギニア会社は、皇帝の肖像や国章の使用を認められなかったため、代わりの意匠として選ばれたのが、この地に棲む「世界でいちばん美しい鳥」極楽鳥でした。金貨・銀貨・銅貨あわせて全9種が1894年のただ一年のみ発行され、翌年には早くも鋳造が停止されています。本品はそのうちの10ペニヒ銅貨。当初10万枚が打刻されたものの、後年その大半にあたる76,070枚が溶解処分され、現存の母数はわずか23,930枚とされています。ヴィルヘルム2世治下の植民地政策が生んだ、一年限りの記念碑的な一枚です。 

表面には、翼を畳み、優雅に長い飾り羽をなびかせて枝に佇む極楽鳥が描かれています。繊細で華麗な羽と長い尾を持つ極楽鳥は、ニューギニアの自然と誇りの象徴であり、現在もパプアニューギニアの国旗・国章に受け継がれる意匠です。直径30mm・重量10gという銅貨としては堂々たる大きさが、この鳥の羽の一本一本まで彫り込むことを可能にしました。裏面は、ヤシの葉で編まれた輪飾りの中央に額面「10 NEU-GUINEA PFENNIG」と発行年「1894」、そしてベルリン造幣局を示すミントマーク「A」を配し、上縁には発行主体である「NEU-GUINEA COMPAGNIE」の銘が刻まれています。図案そのものは9種すべてに共通しており、額面表示のみが異なる——という統一された美意識も、このシリーズがコレクターを惹きつけてやまない理由のひとつです。 

本品はPCGSによりMS64BN(ブラウン)と鑑定された、未使用最上位クラスの個体です。打刻は極めて鮮明で、極楽鳥の羽毛やヤシ葉の葉脈に至るまで細部がくっきりと立ち上がっています。表面には長い時を経て育まれた深みのあるチョコレートブラウンのトーンが広がり、光の角度によっては原鋳の銅の輝きが柔らかく差し込み、かすかな虹色の表情を見せます。銅貨は保存が難しく、130年を経てなおこの状態を保つ個体は決して多くありません。極楽鳥コインは5マルク銀貨が特に有名ですが、まずこの10ペニヒ銅貨から蒐集を始めるコレクターも多く、シリーズの入口でありながら、高鑑定個体となると市場での出会いは限られます。植民地時代の記憶を宿し、なおかつ「世界一美しい鳥」を手のひらに収める——歴史と美の双方から満たされる、静かな贅沢がここにあります。

 

発行年:1894年(A/ベルリン造幣局)

発行国:ドイツ領ニューギニア(ドイツ帝国)

額面:10ペニヒ

素材:銅

総重量:10.0g

直径:30.0mm

PCGS:MS64BN

鑑定番号:49853280

鑑定ページ:https://www.pcgsasia.com/cert/49853280?l=ja

参考カタログ番号:KM-3 / J-703